紙什器と組み合わせて魅せる!展示会やイベントで活躍するバックパネル活用のススメ

制作実績 | 紙製什器ドットコム

紙什器とバックパネルの相性は抜群!ブース演出を格上げする組み合わせとは

展示会や商談会、店頭販促において、紙製什器は「軽量・安価・短期使用に最適」という特長から多くの現場で重宝されています。省資源で環境にも優しく、デザインの自由度が高いため、ブランドや商品に合わせたオリジナル什器を制作することが可能です。

しかし、紙什器単体では「背景演出」が弱く、空間全体の印象が平坦になってしまうこともあります。そんな時に活躍するのが、バックパネルです。紙什器と組み合わせることで、視認性・世界観演出・ブランド訴求の3拍子が揃った魅力的なブース空間を実現できます。

バックパネルとは?基礎知識

バックパネルとは、展示会や記者会見、販促イベントなどで使用される背景用の大型パネルです。ロゴやビジュアルを大きく掲載でき、写真映え・メディア対応・ブランディングに優れています。

バックパネルの基本構造

  • 構造: アルミフレームや樹脂フレームに専用の幕や布を取り付けて構成され、軽量かつ高耐久。
  • 素材: クロス、トロマット、ターポリンなど。用途に応じた素材選びが可能。
  • サイズ: W1800〜6000mm 以上まで自由設計。高さ調整にも対応。
  • 設営方式: 自立型、壁面固定型、吊り下げ型など多様な展示環境に適応。

紙什器とバックパネルを組み合わせる4つのメリット

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① 一体感ある空間演出

背景に統一されたビジュアルが入ることで、紙什器と合わせたブランディングが可能になります。ロゴやカラーリングを連動させることで、展示全体に「物語性」が生まれ、ブランドの世界観を強く印象づけられます。

② 設営の効率化

軽量で簡単に設営できるため、短時間・少人数での施工が可能。工具不要の構造なら、初心者でも短時間で設営完了できます。

③ 写真映え・SNS映え

背景が整っていることで、来場者の記念撮影やSNS投稿の対象に。ブランドロゴが映り込むことで、二次的な広告効果も狙えます。

④ 演出の幅が広がる

什器で商品を訴求し、背景でブランドを表現する多層的演出が可能に。照明やタペストリーと組み合わせることで、印象的な空間に仕上がります。

バックパネルの種類一覧

商品紹介 特徴と用途 メリット/注意点
セゴライトボックス
セゴライトボックス(LED内照式)
LED内蔵で光るバックパネル。高い視認性と演出性。
ブースの主役級パネル。明るく写真映え抜群。 設営に電源が必要。配線や発熱に注意。
レゴポップアップ
レゴポップアップ
シリコンストラップで布を装着。シンプル設営。
軽量で布替え簡単。展示内容の入替にも柔軟。 構造が簡素なので風にはやや弱い。
バックボード
バックボード(マジックテープ式)
軽量な構造で扱いやすい、最も手軽なタイプ。
軽量で布替え簡単。展示内容の入替にも柔軟。 風の影響を受けやすいため、屋外は難しい。
ポップアップ
マグネット式ポップアップ
フレームを展開してマグネットで固定する定番構造。
ストレートやカーブなど、形状でオリジナリティを演出できる。 繰り返し使用にも耐える。部品管理が必要。
スタイリッシュパネル
スタイリッシュパネル
厚み・形状にこだわった高級タイプ。空間演出に最適。
アルミフレームと特殊ファブリックでオリジナルのカスタマイズが可能。 費用は高めだが差別化には効果的。
アーチスタンド
アーチスタンド
入口などで使われる湾曲型フレームの大型構造。
目を引く演出が可能。 設営には人手が必要。

選び方のコツ:紙什器との親和性を重視する視点

サイズとスケールの調整

紙什器の高さや幅に合わせて、バックパネルのサイズを最適化。特に高さ(H2300mm前後)が統一されているとバランスが取れます。

素材選びで質感を統一

紙素材に近いマット調の布(トロマット等)を選ぶことで、質感の差異を感じさせず一体感を維持できます。

デザイン統一で視覚的効果アップ

同じ色味・デザイントーンで印刷を行えば、空間全体がまとまります。ロゴやメッセージ配置も連携を意識しましょう。

設営の導線を意識した構造選び

什器と同時に設営しやすい、工具不要・ワンタッチ式のパネルがおすすめです。施工時間の短縮とトラブル防止につながります。

紙什器と相性の良いおすすめバックパネル

ポップアップディスプレイ(マグネット式)

組立が簡単で、繰り返し利用にも耐えるフレーム構造。磁力でパネルを固定するため、設営がスムーズで、紙什器との連携も容易です。安定感と高さがあり、特に標準サイズの紙什器との組み合わせに適しています。

レゴポップアップ(シリコンストラップ式パネル)

フレームに布を差し込むだけで設営完了。美しい張りとしわの出にくさが特徴です。テーマ変更時の布替えも簡単なため、展示内容が頻繁に変わるイベントに最適です。

スタイリッシュパネル

厚みや立体感のある仕様で、高級ブランドやデザイン志向の展示におすすめ。紙什器と合わせることで、より印象的でプレミアムな空間を構築できます。

設営から撤去までの流れ

1. デザイン決定

紙什器とのビジュアル統一を意識してデザインを制作。セットでの印刷依頼により効率化が図れます。

2. データ入稿・印刷

AIまたはPDF形式での入稿が一般的。色校正やトーン調整にも対応しており、紙什器との一体感を高められます。

3. 納品・搬入

イベント会場または事務所に直送。紙什器と同時納品にも対応しており、設営の流れをスムーズにします。

4. 設営

什器とバックパネルは同時並行で設営可能。どちらも工具不要の仕様であれば、30分以内の設営も可能です。

5. イベント運用

写真映え・映像映えするブースとして来場者の印象に残る空間に。バックパネルはインタビュー背景にも活用可能です。

6. 撤去・返却

レンタルは所定の方法で返送、購入品は再利用や保管も可能。分解・梱包も簡単です。

よくある質問(FAQ)

紙什器とバックパネル、どちらを先に設営すべき?

バックパネルを先に立ててから紙什器を配置するとバランスが取りやすく、作業効率も向上します。

両者を接合する必要はある?

基本的には不要ですが、風がある屋外や安定性を重視する場合は補助連結やウェイトを使用するのがおすすめです。

色味や質感の違いは気にならない?

素材による発色差はありますが、色校正やトーン調整を行えば統一感を持たせることができます。

同時発注・納品できる?

可能です。什器とバックパネルを一括で発注・納品することで、スケジュール管理や設営手配が簡素化されます。

使い終わった後はどうする?

レンタルの場合は返却。購入の場合は折りたたんで再利用または保管・分別廃棄が可能です。

まとめ:紙什器+バックパネルで“選ばれる”展示空間へ

紙什器はデザイン自由度・軽量性に優れた展示ツールですが、背景が整っていないと訴求力に欠ける場面も。そこでバックパネルを組み合わせることで、空間全体の完成度が飛躍的に高まります。

コスト面・演出面の両面からみても、紙什器とバックパネルのセット導入は理にかなった選択肢です。展示会・販促イベントの成功に向け、今こそ“背景戦略”を取り入れてみませんか?